花嫁さんがブライダルシェービングを自分でする方法

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ブライダルエステの中でも人気のあるブライダルシェービングは、ウェディングドレスから露出する肌部分の産毛を除去することでワントーン明るい肌でツルツルな美肌に仕上げることができます。

そこで、少しでも挙式費用を抑えるのに花嫁さんが自分でケアするブライダルシェービング方法について紹介したいと思います。

花嫁さんが自分でブライダルシェービングをする方法

ブライダルシェービングが必要な部位はドレスから露出している、顔・うなじ・背中・腕が主です。そこで部位ごとに自分でやるブライダルシェービング方法を紹介します。

顔のシェービング方法

普段から自分で顔そりをしている方も多いと思いますが、果たしてそのシェービング方法は正しいのでしょうか。正しい顔のシェービング方法を紹介します。

顔のシェービングで準備するもの

  • I字カミソリ
  • 蒸しタオル
  • シェービングクリーム
  • 化粧水・保湿クリーム

顔を自分でシェービングする方法

  • 1、洗顔でメイクを落とし肌をきれいな状態にする。
  • 2、スチーマーや蒸しタオルで肌に水を与え、毛穴を開き肌を柔らかくする。お風呂上りも毛穴が開き肌が柔らかくなっているのでおすすめです。
  • 3、化粧水で肌を整え、剃りたい箇所にシェービングクリームや乳液を毛の流れに逆らうように塗布する。
  • 4、眉→おでこ→眉間→もみあげ→頬→フェイスライン→アゴ→鼻の下→鼻の順番でI字カミソリを使用して剃る。
  • 5、濡れタオルやコットンで優しくクリームや乳液を拭き取る。または、ぬるま湯で洗い流し優しく拭き取る。
  • 6、低刺激の化粧水や乳液をたっぷり使用して保湿を行う。

うなじ(えりあし)のシェービング方法

うなじ(えりあし)を自分でシェービングするのは大変難しく危険です。うなじはできればプロにお任せするか、家族や友人にお願いすることをおすすめします。リスクを承知した上で、自分でシェービングする方は、以下の注意点に気をつけて処理をしましょう。

うなじのシェービングで準備するもの

  • T字カミソリ
  • 電動シェーバー
  • 三面鏡
  • シェービングクリーム
  • 保湿クリーム

うなじを自分でシェービングするやり方

  • 1、髪の毛を束ねる。
  • 2、蒸しタオルを当てて肌を柔らかくする。
  • 3、シェービングクリームを塗る。
  • 4、三面鏡を見ながら生え際2センチを残した状態で、首のうしろ部分を電動シェーバーまたはT字カミソリで剃る。
  • 5、耳のうしろ、耳たぶの裏側を剃る。
  • 6、シェービングクリームを優しく拭き取る。
  • 7、冷たいタオルで剃った部分をクールダウンさせ、化粧水や乳液をたっぷり塗って保湿を行う。
うなじを剃るときのポイント
  • 片手で軽く皮膚を引っ張りながら剃ると剃りやすい。
  • 毛の流れに沿って剃ること。

背中のシェービング方法

背中を自分でシェービングをするには手が届きにくく、綺麗に剃ることが難しい部位です。綺麗に仕上げる為に、正しいセルフシェービングのやり方を紹介します。

背中のシェービングで準備するもの

  • 背中剃り専用電動シェーバーまたはカミソリ
  • 大きな鏡と小さなハンド鏡各1枚
  • シェービングクリーム
  • 保湿ローションまたはクリーム

背中を自分でシェービングするやり方

  • 1、背中に蒸しタオルを当てて肌を柔らかくする
  • 2、背中にシェービングクリームを塗る
  • 3、背中側に大きな鏡を置き、利き手でシェーバーやカミソリを持ち、もう片手でハンド鏡を持つ
  • 4、背中の毛の流れ(背骨を中心に首から下向きに放射状)に沿って剃っていく
  • 5、シェービングクリームを拭き取るか洗い流す
  • 6、冷たいタオルで背中をクールダウンさせ、保湿ローションやクリームを背中全体に塗る
背中を剃るときのポイント
  • 肩甲骨や背骨部分など凹凸がある部分は、できるだけ凹凸が出ないような姿勢で剃る。
  • シェービングクリームや保湿ローションを塗る際に手が届きにくい場合は、柄の長い棒や物差しを利用すると良い。
  • 挙式本番前に一度試し剃りをして、肌トラブルが起こらないか事前にチェックをする。

腕のシェービング方法

ヒジ下のムダ毛を自己処理する方は多いと思いますが、二の腕はムダ毛が薄く見落としがちです。ブライダルシェービングでは、二の腕のシェービングもよく行われているので剃っておく事をおすすめします。

腕のシェービングで準備するもの

  • T字カミソリまたは電気シェーバー
  • 蒸しタオル
  • シェービングクリーム
  • 低刺激のローションクリーム

腕を自分でシェービングするやり方

  • 1、蒸しタオルやお湯に腕を浸け温めて肌を柔らかくする。
  • 2、シェービングクリームを腕に塗って肌を保護する。
  • 3、T字カミソリで毛の流れに沿ってそる。毛が薄い人は、電気シェーバーで処理をよい。(※注意:逆剃りや同じ個所を何度も剃ると肌荒れの原因にもなるのでさけましょう。)
  • 4、シェービングクリームを優しく拭き取るか、ぬるま湯で洗い流す。
  • 5、低刺激のローションクリームで保湿をする。
腕を剃るときのポイント

二の腕の裏や肩部分は薄いうぶ毛が生えている箇所なので、剃り忘れに注意する。

ブライダルシェービングを自分でやるメリット

ブライダルシェービングを自分でやるメリットは、何と言っても挙式費用を節約できるというのと手軽にできるのが大きなポイントではないでしょうか。

前撮りの時などは、顔シェービングのケアだけでも自分でしておくとファンデーションのノリがよくなり写真写りもよくなります。

また、他人に肌を触れられるのが苦手な方や、結婚式の準備で忙しく、エステサロンに行く時間がない方にとっては自分でやってしまった方が手軽に早く済みます。

ブライダルシェービングを自分でやる時の注意点

自分でやるシェービングの中でも、できる部分とできない部分があります。やはり、皮膚が薄いデコルテ部分のシェービングはおすすめしません。デリケートなデコルテ部分は、ブライダルエステサロンのプロにお任せしましょう。

※参考⇒ブライダルエステのデコルテケア

普段あまりシェービングをしない部位は、衛生管理や力加減の程度も難しいことが理由で、カミソリ負けや肌が荒れてしまうなどの肌トラブルの可能性が考えられます。

特に手が届きにくい部分を無理に剃ろうとして失敗し、肌を傷つけてしまうリスクも高まります。敏感肌や乾燥肌の方は、シェービングのあと肌トラブルが起こりやすいため注意が必要です。

肌を傷つけて一生に一度の花嫁姿を台無しにする可能性もあるので、自分でブライダルシェービングをする時は慎重によく検討する必要があるでしょう。

理容室を利用すれば、4,000円くらいからブライダルシェービングができるので費用を抑えることができ安全なので検討してみてもいいのではないでしょうか。

※参考⇒ブライダルシェービングの料金価格比較

自分でシェービングをして肌荒れしてしまった時の対処方法

正しいシェービング方法でシェービングをしたにも関わらず肌トラブルに見舞われたら、どのように対処をすればいいのでしょうか。自分でシェービングをして肌荒れしてしまった時の対処法を紹介します。

肌のかゆみが出た時は冷やす

カミソリ負けでかゆみが出てきた場合は、冷たいタオルや保冷剤などを当てて冷やすようにしましょう。冷やすことでかゆみが治まります。

カミソリ負けした肌には市販のステロイド軟膏を塗る

カミソリ負けのかゆみや肌に赤みや痛みがある場合は、薬局などで市販されているステロイド剤が入った軟膏を塗って様子を見てみましょう。ステロイド剤は、皮膚の炎症を抑える働きがあるので短期間の使用であれば問題ありません。

誤って肌表面を傷つけてしまった場合は、キズパワーパッドを貼って湿潤療法を行うと傷の治りが早いです。

肌に赤みが残っている時は馬油やスクワランを塗る

肌に赤みが残っている場合は、保湿効果の高いものより鎮静効果のある馬油やスクワランがおすすめです。肌の赤みやひきつりなどが引いてからは、アルコールフリーの保湿ローションや保湿効果の高いクリームを塗りましょう。

酷い肌荒れや深い傷は皮膚科へ行く

湿疹や蕁麻疹、酷い炎症、深い傷などは、自己判断で対処せずに皮膚科に行ってください。医師の判断で適切な治療を受けることができ、軟膏や内服薬を処方してもらえます。紹介した対処方法を試してみても肌荒れが改善しない場合も、皮膚科で診てもらうようにしましょう。

自分でブライダルシェービングをするのにおすすめのアイテム

自分でブライダルシェービングをすると決めたら、シェービングに必要なアイテムを準備しなくてはいけません。自分でシェービングをするのにおすすめのアイテムを紹介します。

カミソリ

顔はI字カミソリ、その他の部位はT字カミソリがおすすめです。電気シェーバーに比べると深剃りができ、細かい部分やうぶ毛でも上手く剃れるので仕上がりが綺麗です。

さらに、角質除去ができお肌に透明感が生まれツルツルになるなど美肌効果があるため、ファンデーションのノリが良くなります。但し、肌に負担が掛かりやすく肌を傷つけてしまう可能性があることも理解しておきましょう。

※参考⇒ブライダルエステでレザーシェービングとソフトシェービングはどちらがいい?

背中用シェーバー

背中の毛を剃る場合、背中用シェーバーがあると便利です。自分で剃りたい部分に手が届きやすく背中のシェービングが簡単にできます。

背中用シェーバーは、普通のカミソリやシェーバーに比べると持ち手が長い仕様になっているのが特徴です。T字タイプのカミソリとして「キャミ剃~る」、電気シェーバータイプとして「S-Line shaver」という製品が有名です。

シェービング剤

シェービングを行う前には、必ず剃る部分にシェービング剤を塗りましょう。シェービング剤を塗る目的として、毛の根本から剃りやすく柔らかくし剃刀の刃から肌を守ってくれる働きがあります。シェービング剤には、クリーム・ジェル・ムースなどのさまざまなテクスチャーが揃っているので、自分の肌状態や好みに合ったものを選んでください。

フェイスタオル

どの部位のシェービングにも欠かせないのが、蒸しタオルで肌を柔らかくする行程です。また、シェービングクリームを拭き取る時や、シェービング後の肌をクールダウンさせる時にもフェイスタオルが使えます。

バスタオルだと大きすぎるし、ハンドタオルだと小さすぎるので、1番使いやすいサイズのフェイスタオルがおすすめです。何枚か肌触りの良い清潔なフェイスタオルを準備しておきましょう。

ブライダルシェービングを行う部位は、目で見ることができない部分ばかりです。その為、剃る箇所をしっかり見ることができる合わせ鏡用の大きな鏡を準備することをおすすめします。大きな鏡だと剃り残しも見やすいので、背中や二の腕の内側などもしっかりと見ることができます。

ワセリンや馬油

シェービング前の保湿やアフターケアに保湿クリームは欠かせません。化粧水や乳液、クリームなどさまざまな種類の保湿剤がありますが、その中でもおすすめなのが、ワセリンや馬油です。潤い効果が高く、馬油に至っては肌荒れや切り傷にも効果的なので、セルフシェービングにぴったりのアイテムです。

まとめ

自分でブライダルシェービングをする方法について紹介しました。自分でやるブライダルシェービングで特に剃るのが難しい背中は、自分の目で確認しながら剃ることができないしカミソリやシェーバーが届きにくい部位でもあります。

自分で見えない部分のシェービングは、脱毛サロンや理容店などの専門店を利用してプロに任せるのも一つの方法です。

自分でシェービングをするよりは、仕上がりも綺麗ですし肌トラブルも回避できるのでストレスなく本番を迎えられておすすめです。

しかし、全く自分でシェービングができない訳ではないので、気になる方は今回紹介した方法を参考に、挙式本番のシェービング以前に余裕を持って、1度自分でシェービングに挑戦してください。

但し、自分でブライダルシェービングをするにあたり絶対に忘れてはいけないのが、正しい方法でシェービングをすることです。そして、万が一酷い肌トラブルが生じた場合は、自己判断で対処をせずに皮膚科で診てもらってください。

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