ブライダルエステでバストアップケア

ブライダルエステの目的は結婚式で最高に美しい花嫁姿を見せることです。

メリハリのあるボディラインを目指して自己流のダイエットを試した結果、バストがボリュームダウンしては困りますよね。

ウェディングドレスは胸元が開いたデザインのものが多く、バストが小さいとどうしても貧相なドレス姿になってしまいます。そのためブライダルエステの中でも、バストアップ施術は特に人気が高くなっています。

ブライダルエステを受けられるエステは数多くあり、一口にバストアップと言っても様々です。

今回はブライダルエステのバストアップについて、施術方法や料金、通う回数、どんなメリット・デメリットがあるのかなどを調査しました。

ブライダルエステで行うバストアップ効果のある施術内容

ブライダルエステのバストアップ施術の主流はハンドマッサージで、ほかに光の刺激や微弱電流を使うものなどがあります。それぞれ費用や効果が違うので、自分に合った施術方法を選ぶことが大切です。

ハンドマッサージ

中心となる施術はエステティシャンによるハンドマッサージは主に3種類あります。

1、年齢を重ねたり身体に合わない下着を着たりして背中や脇に流れてしまった脂肪を本来あるべき位置に戻す豊胸マッサージ

2、乳腺を刺激して発達や発育を促す育乳マッサージ

3、血液やリンパの流れをスムーズにして女性ホルモンの分泌を促すリンパマッサージです。

胸まわりだけでなく肩甲骨や背中、二の腕、脇などのリンパも流すことでバストに栄養が届きやすくなります。

ふっくらした美乳が手に入ると同時に痩身効果やリラクゼーション効果も得られます。

光豊胸（特殊光トリートメント）

最先端の光を照射する豊胸施術方法です。

直接的にはバストの脂肪細胞の浸透圧を下げて膨らみやすくし、ボリュームを出します。

間接的には女性ホルモンのバランスを整えたり、身体の巡りを良くして新陳代謝が活発な栄養を吸収しやすい状態にしたりして、バストを育ちやすくします。

バスト全体に張り巡らされているクーパーじん帯がバストの重みや運動などの影響で伸びると、バストは下垂します。光をあてることでコラーゲン線維を作りだしてクーパーじん帯を強化できるので、たるみが改善します。

光を当てるだけなので、施術中の痛みや身体への負担がなく安全です。ハンドマッサージと組み合わせるとより大きな効果を発揮します。

微弱電流を使用

微弱電流が流れるグローブを着けたエステティシャンが背中や脇に流れてしまった脂肪細胞をバストに戻して位置を記憶させる方法です。

マイクロカレントとも呼ばれる人間の身体に元々流れている生体電流と同程度の弱い電流を流すため、施術時に痛みを感じることはほとんどありません。

胸の細胞を活性化させコラーゲンの生成も促すため、ボリュームアップしやすいのが特徴です。

光照射と同じくハンドマッサージと相性の良いケアです。

パック

ヒアルロン酸やコラーゲンには肌のハリ・弾力を出す成分が含まれています。それらの成分が入っているクリームパックやジェルパックを塗ることでバストにハリが出ます。

エレクトロポレーション

エレクトロポレーションでコラーゲンやヒアルロン酸、ビタミンCといったバストのハリ・弾力を出す効果のある成分を肌に浸透さえることでパック同様、ハリや弾力を出すことができます。

ラジオ波

痩身エステで使われるためサイズダウンイメージのあるラジオ波ですが、体を深部から温めるマシンなのでバストアップにも利用されます。

バストが温まることで血行が良くなって栄養がいきわたりやすい、成長しやすい胸になります。体温の低さや血流の悪さが原因でバストが小さい方に特に効果的です。

補助的な役割なので多くのエステでは光豊胸など他の施術とセットで行います。

バスト周辺を引き締めてメリハリをつけるためにも使われます。

ブライダルエステで行うバストアップ効果の持続性

胸周りの移動できる脂肪の量にもよりますが、1回のケアで1～3cmアップする花嫁さんが多めです。ただ、胸の細胞はとても繊細で戻るのが早いため持続期間は短めです。長くても1週間程度、短いと2日前後で効果が無くなってしまいます。

ブライダルエステの一環で行う場合回数を重ねるのは難しいですが、定期的にケアすると定着しやすくなります。cup数がアップするほどの大きな効果も目指せるので、長くふっくらした美胸をキープしたい方は5～10回はバストアップトリートメントを組み込みましょう。

ブライダルエステで行うバストアップのメリット

バストアップはセルフマッサージや美容整形外科でも実現できますが、ブライダルエステで行うメリットはあるのでしょうか。

サプリメントを飲むより効果がある

光の作用でバストを支えているじん帯を、背中からと胸全体を刺激しリフトアップしていくので、サプリメントを飲むよりも効果があります。バストの中身の脂肪も増やしていくので、そのまま脂肪が定着し膨らんだ状態が長続きします。

短期間でバストアップできる

結婚式までに理想とするプロポーションを作り上げるために、美容のプロが短期間で集中的にケアを行います。

技術を持ったエステティシャンが、プロ専用のケアアイテムを使って施術します。セルフケアでは長い期間がかかるバストアップを短期間で実現できます。

外科手術に比べてリスクが少ない

ブライダルエステでは、基本的に身体にメスを入れる施術や人工物を入れるような大掛かりな豊胸手術は行いません。そのため、副作用や手術の失敗といったリスクを負わずにバストアップができます。

豊胸手術は胸の中にシリコンパックを入れるのですが、体の中に異物が入るということで、身体に痛みやその他、反応が出る場合があります。

外科によって違いもありますが、手術後はセルフマッサージをしなければいけないのが、エステの場合は任意となります。

結婚式という一大イベントを控えた時期に、安心して施術を受けられるのは大きなメリットでしょう。

リラックスできる

結婚式の前後は、身の回りの環境が大きく変わるタイミングでもあります。うれしい反面、式場選びや新居の準備、両親への挨拶など、やるべきことが多くストレスを感じる人も多くいます。

ブライダルエステでのバストアップ施術には、血行促進や身体のコリをほぐす効果もあります。そのため、施術を受けることで心身ともにリラックスできます。

ブライダルエステで行うバストアップのデメリット

短期間で効果を得られて精神的にもリラックスできるブライダルエステのバストアップにデメリットはあるのでしょうか。

費用がかかる

ブライダルエステを受けるには、当然費用がかかります。期間や施術内容、どこでエステを受けるかによっても違ってきますが、バストアップだけでも1回平均1万円前後のお金が必要です。

結婚式や新居を構える費用などいろいろと出費の重なる時期ですから、ブライダルエステにいくらかけるかは、夫婦で相談して決めると良いでしょう。

痛みやあざができることがある

バストに弾力を持たせるため、乳腺やその周りにある脇、鎖骨周りのハンドマッサージでリンパや血液の流れを良くします。

このとき生活習慣や疲労によってリンパが詰まっていると、強い痛みを感じることがあります。また、アザができてしまうこともあります。

バストアップのためとはいえ、痛みに弱い人にとってはデメリットと言えるでしょう。

マッサージを受けることがストレスにならないよう、強い痛みを感じたときはすぐに担当スタッフに相談しましょう。

肌トラブルが起こることがある

体質や肌の状態によっては、施術時に使用するケアアイテムが合わず、肌トラブルを招くことがあります。

特に結婚式直前の施術でこうしたトラブルが起こってしまうと、当日までに治せない可能性も出てきます。

心配な場合は、施術前のカウンセリングで担当者に相談したり、事前にパッチテストを行って対応してくれるエステを選択しましょう。

結婚式の何日前から何回の頻度で通うのがおすすめ？

ブライダルエステのバストアップ施術には、3ヶ月コース、2週間コース、1Dayコースなど、いろいろなコースがあります。最も施術に適した開始時期や、通う頻度はどれくらいなのでしょうか。

何日前から始めればいいか

バストアップ施術に限らず、一般的にブライダルエステは3か月前から始めるのがベストと言われます。

結婚式で着るドレスが決まっている場合がほとんどなので、そのイメージに合わせてエステを受けられるのが1つの理由です。

また、秋や春など人気のシーズンに挙式する場合、結婚式直前にブライダルエステを受けようとしても予約がいっぱいで受けられない可能性があります。3ヶ月前から始めておけば慌てることなく式を迎えられます。

もちろんスケジュールが合わず1Dayコースしか選べなくても、それなりのバストアップ効果が得られるので、諦める必要はありません。

どれぐらいの頻度で通うのがいいか

ブライダルエステの施術は、短期間で効果を出すことを目的としているため、1回の施術でもある程度のバストアップ効果は得られます。

ただ、ハンドマッサージによる施術でも、マシンによる施術でも、来店回数を重ねることによって効果が安定します。3ヶ月前から施術を受け始める場合は、5回～10回程通うことをおすすめします。

ブライダルエステで行うバストアップの料金相場

ブライダルエステでバストアップをする際にかかる費用は、平均すると1回（約60分）あたり13,000円前後です。

小顔ケアや背中・二の腕ケア、美肌ケアなど、バストアップ以外の施術メニューがセットになっているコースもあります。

こちらはバストアップのみの場合より費用が高くなります。ただ、それぞれの施術を個別に行うよりはセットの方が安いので、バスト以外の部分もケアしたい、という場合はセットコースもいいかもしれません。

バストアップエステがおすすめの方

エステでバストアップがおすすめの方についてご紹介しています。

加齢によるバストのたるみ

年齢とともに筋力の衰えからバストがたるんできている方には、筋トレマシンのEMSを胸上部のほうへ装着して筋力を高めることができるのでおすすめです。

出産後によるバストのたるみ

赤ちゃんの出産時にバストが大きくなったのが一気にしぼむのと授乳をキッカケにバストがたれて悩む女性におすすめです。

デコルテラインが見える職業の方

夜の職業やピアノのアーティスト、グラビアといったドレスを来て人前に出る職業の方は、胸のハリやツヤを出すケアを集中的に行えるためおすすめです。

エステでバストアップが受けられない方

エステでバストアップケアが受けられない場合や時期についてご紹介します。

妊娠中は生理中はホルモンバランスが正常でないためNG

妊娠中と生理中は女性のホルモンバランスが正常じゃないため、胸が膨らんではったりするので押されたり揉んだりすると胸に痛みが出るためマッサージ自体を行うことが出来ません。

そのため、エステでバストアップを受けるのにおすすめの時期としては生理後となります。

出産後すぐで授乳中の方はお断りされます

授乳中の方が母乳の出方をよくするため、自分で出来るおっぱいマッサージを病院で習いますが、エステティシャンが行うハンドマッサージは何か事故が起こったときの対応ができないため断られます。

バストアップをしたい場合は、授乳期間も終わり、全てが落ち着いてから行くようにしましょう。

胸に病気がある

乳房の疾患がある方は専門外のため、エステではバストアップの施術を行うことができません。きちんとしたサロンでは、最初のカウンセリング時に質問されて、そのことを伝えたらお断りされます。

胸の病気も良くなって、通院も終わり、お医者さんからOKが出ればエステへ通うことも可能です。

バストアップでおすすめのブライダルエステコース

ブライダルエステで行っているバストアップコースには、どのようなものがあるのでしょうか。エステサロンごとに調べてみました。

PMKの「バスト＆ワキ肉・ウエスト補正S」

微弱電流と光照射でバストに刺激を与え、最後にわきに逃げていたお肉をハンドマッサージで正しい位置に戻します。ワキ肉とウエストの補正がセットになったコースです。他に、50分13,000円のコースもあります。

PMKの詳細はこちら

ピュウベッロの「バストアップコース」

デコルテをリンパマッサージし流れを良くしたあと、微弱電流を使って背中や脇に流れてしまったお肉を本来の位置に戻していきます。生体電流のマイクロカレントを使用して行うので肌細胞が活性化されより美しい仕上がりが期待できます。

1回では物足りない人は、1クール（8回）93,500円、メンテナンス（16回）176,500円があります。

ピュウベッロの詳細はこちら

avEchの「バストアップコース」

ハンドマッサージで背中などに流れた脂肪をバストに集中させ、仕上げに美容機器を使って形状記憶するコースです。アヴェークは、外見と内面の美しさにこだわったアットホームなサロンです。

※その他、登録料10,000円が別途必要です。

アヴェークの詳細はこちら

プレシュアの「ディーアップ」

総合美容とクリニックを融合させたメディカルサロンならではのポレーション注入や筋肉刺激、ナチュラルといった施術で肌を傷つけずにボリュームアップさせます。

ブライダルエステの相談を受け付けていて、バストアップメインなら回数券割引もあります。

プレシュアの詳細はこちら

エステ、バストアップ専門店、メディカルサロンを比較

バストアップはエステサロンだけでなくバストアップ専門店やメディカルサロンでも受けられます。

エステサロンはハンドマッサージ、バストアップ専門店は光豊胸、メディカルサロンはエレクトロポレーションをメインにするサロンが多めです。

エレクトロポレーションとは電気の力で一時的に皮膚に隙間を空け、細胞内にヒアルロン酸やコラーゲンなどの有効成分を大量に浸透させる特殊な技法です。針を使用するわけではないので痛みは無く、刺激もほとんどありません。専用のマシンが必要で1回あたりの費用がかさみますが、バストアップに適した成分を直接送り込むため高い効果を発揮します。

光豊胸は時間をかけて育てていくためしっかりした効果を得るには時間がかかり、1回あたり通常価格2～4万円、コース割引でも20回20～35万円程度とまとまった金額が必要になります。

ハンドマッサージで集めた脂肪は定着しにくく効果が消えるのは早いですが、挙式日にウェディングドレスを着こなすのが目的ならブライダルエステで選べるバストアップケアで十分でしょう。

もしも本気でバストアップに取り組む場合は、リーズナブルな豊胸体験を利用しましょう。クーポンサイトもチェックして2～3箇所試し、納得のいくサロンを選んでくださいね。

結婚式までにできるエステ以外でおすすめのバストアップ方法

エステ以外にも、結婚式に備えてできるバストアップ方法があります。自宅で気軽にできるものばかりなので、結婚式を控えている人にはおすすめです。

バストアップサプリメントを使う

バストアップサプリメントは簡単にバストアップできる商品として近年人気を集めており、様々な種類のものが薬局やネットショップで販売されています。

中でもおすすめなのがプエラリアという成分が配合されたサプリメントです。プエラリアは女性らしい身体を作るホルモン・エストロゲンの分泌を促す成分で、その効果は大豆イソフラボンの40倍とも言われています。

1ヶ月分6,000円程度から手に入るので費用をかけず簡単にバストアップしたい、という人に最適です。

バストアップクリームを使う

バストアップクリームを使うのも、効果的なバストアップ方法です。

多くのバストアップクリームにはイソフラボンやプエラリアなど、女性ホルモンを活性化させる成分が含まれています。そのためバストアップクリームを肌に塗ると、それらの成分が肌の奥まで浸透し、バストの発育を促進してくれます。

バストアップクリームを塗るとき同時にマッサージを行うと乳腺が刺激され、より大きな効果が現れます。

バストアップ体操をする

胸を大きくするためには、脂肪組織や乳線などのバスト全体を支える筋肉を作ることも大切です。体操によって大胸筋を鍛え、バストをサイズアップさせられます。

数あるバストアップ体操の中でも人気が高く簡単なのが「合掌エクササイズ」と呼ばれる体操です。

方法は、まず背筋を伸ばして合掌のポーズを取ります。次に息を吸い込み、両手を押し合いながら5秒ほどかけて息を吐き出します。

この動きを1日5セット行うだけで、バストアップの効果が期待できます。思い立ったらすぐにできる点や、テレビを見ながらできる点もこの体操のメリットです。

まとめ

短期間で効果の出るブライダルエステのバストアップは、胸の大きさに悩みのある新婦に最適の施術です。

施術を受けられるエステはたくさんあります。初回限定で体験コースを受けられる場合もあるので、サロンの雰囲気や技術を試してみるのもいいでしょう。

勧誘がしつこいところや、丁寧に接客してくれないサロンははっきりと断りましょう。価格や期間などを比較し、自分に合った満足できるサロン選びをしてくださいね。

今回調査したところ、PMKには豊富なブライダルエステのコースがあり、予算や希望に合わせてプランを選べることがわかりました。年間3万人以上のブライダルエステの施術実績があり、口コミサイト「みんなのエステランキング」ブライダル部門でも1位を獲得している人気のエステサロンです。

全室完全個室で、技術力もあり高評価なため、行ってみる価値ありです。PMKの公式ページにはバストアップに適した睡眠時間から食生活、豊胸手術のリスクなどを分かりやすく書いた豊胸コラムもあります。お悩みに合わせたセルフケア方法も載っているので一度読んでみましょう。

また、エステではなく自分でバストアップをする場合は、自己管理が何より大切です。バストアップサプリメントを飲んで気分が悪くなったり、バストアップクリームを使って肌に異常が見られたりしたときは、すぐに使用をやめ、医師の診察を受けてくださいね。